AIGは救済されました。
もし米国政府が見捨ててAIGが倒産したら、きっと大変な事になっていたでしょうね。
でも、これで終わりではありません。
米国政府は、さらに大きな借金を背負ったことになります。
では、いつこのクレジットクランチは終焉するのでしょうか?
もちろん答えはわからないのですが、個人的には、最悪日本のバブル崩壊後なみに回復が遅れるリスクがあると思いはじめていますーーー少なくとも大手3社は救ってしまった訳ですから。来年は、まだダウンサイドだと考えます。
回復の兆しは何になるのでしょうか?
やはり、住宅指標でしょうか。これが回復しても雇用の悪化もあります(これが一番きつい!)。貿易赤字、財政赤字その他もろもろ。まさに病める大国ですね。
腐っても米国ですので、いずれ底力で這い上がってくるでしょうが時間がかかるのは明らかです。
為替的には、米国金利がさらに下がる事が予想されはじめていますので、円に対しては米ドル売り優勢、オセアニア、ヨーロッパは円およびドルに対して売られるリスクが高いと考えます。
スワップ派の方の出番はまだまだ先ということになります。
値ごろ感で円売りしたくなると思いますが、「下げ3日」に対し、どうせ「上げ100日」かかりますので最安値から3週間程度まで待ってから参入しても遅くはないです。それでもファンダ的にはリスクが大きい気がしますが、、、
大相場は動きが激しいので、なかなか大縄に入れません。まあ、負けているわけではないので慎重に戻り売りのチャンスを待ちたいと思っています。
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